これもまた、騎士団長殺しから気になって、「風の歌を聴け」に続いて16年ぶり?に読んでしまった。大好きだ。この作品。
そして、発見!
「直子は首を振って一人で笑った。成績表にずらりとAを並べた女子学生がよくやる笑い方だったが、それは奇妙に長い間僕の心に残った。まるで『不思議の国のアリス』にでてくるチェシャ猫のように、彼女が消えた後もその笑いだけが残っていた。」
騎士団長が私の前から消える時の比喩と同じ、チェシャ猫のようにという表現。こういうファンサはまだ、他にもあったはず。
久しぶりに読んでみて、鼠が私にとっては「気狂いピエロ」
のベルモントを連想させ、双子はまるで「ひなぎく」の女の子2人だった。
10数年前に読んだ時は、かなり直子に傾倒していたみたいだ。その部分にしっかりラインが引いてあって微笑ましくそのページをめくった。
さて、このままダンスダンスダンスまで読み進めてしまおうか。。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年3月12日
- 読了日 : 2017年3月12日
- 本棚登録日 : 2017年3月12日
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