いい子に育てると犯罪者になります (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2016年3月17日発売)
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「いい子」は危ない。自分の感情を表に出さず、親の期待する役割を演じ続け、無理を重ねているからだ。とても納得。ただ、「じゃあどうしたら?」と答えを求めてしまう。それは自分で考えることなんだろうな。

★子どもが問題行動を起こしたとき、親は「なぜ?」という視点をもつこと
・問題行動は子どもの本音を知るチャンス
★「何かしんどいことがあったの?どんなことがあっても、お母さんは君の味方だから」と子供を抱きしめるのが、大事な愛情表現
・問題行動が出る前はみんないい子。笑顔は自己防衛かもしれない
・問題行動の根本を考える。反省させても解決しない
★嘘をつかないことを、子どもに約束させてはいけない。人間は嘘をつく生き物だから。嘘を責めると、隠すこと謝罪の方法を覚えていく
・自信とは「自分は自分でいい」と思えること=子どものそのままを肯定する
・反抗期=自己表現期
・褒め方には注意、評価する言葉では褒めない

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 子育て
感想投稿日 : 2023年10月7日
読了日 : 2023年10月7日
本棚登録日 : 2023年10月7日

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