本能寺の変後、織田家の家督承継者決定と領地再分配を巡る会議が舞台。
合戦シーンがない、異色の戦国時代映画。
駆け引き、謀略など、法廷サスペンスのような内容。しかし雰囲気は軽く、言葉遣いも現代的。
時代劇というより、明るいサスペンスとして楽しんだ方がいいかもしれない。
時代考証や人物描写は求めず、娯楽作品として楽しむとよい。
歴史物だけに結果が分かっており、中盤まではストーリーはレールの上を走っている印象だが、終盤になると様々な人物の押し隠した野望が露わになっていくのは非常にわくわくした。
個人的には、柴田勝家が不憫で、もう少し花を持たせてあげてもいいのになあと感じた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2019年8月23日
- 読了日 : 2019年8月23日
- 本棚登録日 : 2019年8月23日
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