関ケ原(中) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1974年6月27日発売)
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本棚登録 : 3761
感想 : 190
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作者の家康憎さが随所から伝わってくる。石田三成視点で話が進むため、読み手もやはり石田三成に気持ちが入ってしまう。もし家康視点の話があるのなら、彼なりの解釈のもと石田三成を邪険に思うのであろう。島左近が徹底して石田三成に仕える姿勢は格好良い。石田三成には分が過ぎる従者と言われるのも納得かもしれない。島左近には、最後まで石田三成の味方であってほしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新潮社
感想投稿日 : 2018年5月26日
読了日 : 2018年4月28日
本棚登録日 : 2017年12月10日

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