いろんな「定説」に対して、数字をもとに考えてみよう、という趣旨の本。
ドイツワールドカップで日本が敗退したのは、ストライカーがいないからではなく、守備が悪いからでは?というのは面白かった。たしかに他の国と比べても失点が多くなっていた。
ストライカー産業の育成はどうすれば良いのかわからないから、インフラ系の投入産業のコストを削減することで、ストライカー産業への良いアシストをするのが大事なのでは?という観点は面白かった。コストは低ければ低いほど色々できるからな。
生活保護:給付総額はOECD平均の8分の1だが、非扶助人数は10分の1で、一人あたりは高額になっている。より広く薄く配分すべきであって、審査を厳しくすべきではないだろう。
日本の年金給付額は世界一高く、児童手当は先進国中一番低いというのは、ほんとうにもうクソジジイのクソジジイによる、クソジジイクソババアのための政治だなぁと。。。
医療費増大というけれど、質が向上するのであればそれは負担が増えるわけでもないだろう、という指摘。ただし、コスト削減のための試みはもっとあってしかるべき。
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- 感想投稿日 : 2012年6月5日
- 本棚登録日 : 2012年6月5日
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