1Q84 BOOK 1

著者 :
  • 新潮社 (2009年5月29日発売)
3.78
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本棚登録 : 26321
感想 : 2330
4

村上春樹さんの長編小説。この物語は三つに分かれている。物語としてはとても面白く、どんな結末になるのかワクワクした。不思議で謎すぎるところや現実離れしたところが結構あるが、私はそれが心地いいと思う。

500ページ以上あるこの本。ゴールデンウィークにすることが無かったので思い切って読んでみた。はじめはこの本の不思議な世界観に馴染めなかった。難解な言葉が多く、話が難しく、読むのに苦労した。だが、いつのまにか止まらなくなっていた。物語は同時進行で頭を使う必要があるがそれが面白い。

自然と次の巻で大きく進みそうな気がして、必ず次の巻を読みたくなる。物語の想像力や表現力、次の巻が必ず読みたいと感じることから村上さんのすごさが分かる。不思議な雰囲気で難しい物語だが、とても物語に引き込まれる本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2021年5月7日
読了日 : 2021年5月7日
本棚登録日 : 2021年5月7日

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コメント 2件

しずくさんのコメント
2021/05/08

私も馴染めずにそのままになっていますが、HARUTOさんのレビューを読んで、背中を押されました。機会が廻ってきたら再チャレンジしてみようかな。

HARUTOさんのコメント
2021/05/08

ありがとうございます。馴染みにくい本で、ボリュームもありますが、しばらくするといつの間にか違和感がなくなりました。
2つの話が同時進行で全貌が分からないまま進んでいきますが、どちらとも興味深い話です。
どこで二つの話が交わるのか全然、想像がつかないですが。
再読してみても新鮮に感じられると思います。

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