「宴の支度」を読み終わってからしばらくこの煉瓦本を読める状況になくて時間が空いてしまって、その結果煉瓦を2個に並べて持ってページを繰るハメになってしまった(ダンベルかよと)ため、
続き物と意識して連続で読むことを強くお勧めします。
後半、すんごい数の人物たちが次々と集まってきて一堂に介して、そして事件の真相が明らかになるカタルシスの快感はシリーズ随一の興奮(と毎巻読むたびに思い直しているのだけれど)。
もうすぐ(2023年9月)の新刊に向けた、再読の旅はあとちょっと……
追記:本作の読みどころのひとつに京極堂と榎木津の絡みがある。今まではエノさんが好き放題やったのを京極堂が(いやいや)後始末する展開が多く見られたけれど、今回はふたりが当に友達みたいな(いや元々そうなんだけれど)関係性を見せるのがたまらない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
913.6
- 感想投稿日 : 2023年8月11日
- 読了日 : 2023年8月8日
- 本棚登録日 : 2023年8月4日
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