作者は一貫して歴史物の体裁を借りて「リーダー」を書いてきたんだと思う。
本作で書かれるのはイスラム側のリーダー、サラディン。興味は尽きない。
気になるのは諸作品に比べて密度が薄いような。登場人物の経歴然り、戦闘場面然り。想像だが資料が古代ローマ時代より少ないんじゃないか。
それにしても一神教には困ったものだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2012年5月23日
- 読了日 : 2012年5月23日
- 本棚登録日 : 2012年5月23日
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