恋愛文学と知らず手に取ったのですが、
センセイとツキコの会話、居酒屋で季節の料理と酒を楽しむ描写に、引き込まれました。
料理やお酒を嗜む2人の様子につられ、私も今日は飲もうと日本酒を飲むこともしばしば…
「梅雨の雷」の章で、ツキコが自分のことを「時間と仲良くできない質なのかもしれない」と表現する文が、とても刺さりました。大人なのに少女のような幼さを併せ持つツキコを表す言葉に、胸がキュッとしました。そんなツキコを背伸びさせずいさせてくれたのが、センセイだったのですね。
とても優しい人たちの小説でした、良かったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月20日
- 読了日 : 2022年2月20日
- 本棚登録日 : 2022年2月20日
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