Netflix/アメリカ/2013年/ドゥニ・ビルヌーブ監督/ヒュー・ジャックマン出演
気負わない自然体のカメラ。それがかえって怖さを感じさせる。失踪した少女の父親が暴走して、現場の近くにいて、逮捕された男が釈放されると跡をつけまわして、廃屋に連れ込みリンチが始まる。少女が歌っていた、「ハッピーバースデー」の替え歌を男が歌っていたのが逆上させた。
一方、警察は、現場に来ている一般市民の一人が挙動不審で後をつけると逃げ出す。
それでもその男の逮捕にこぎつける。少女の服をたくさん買っていたり、失踪した少女の
靴下を持っていたりするのが確実。しかし、家にはそれらしいものはなくて、たくさんあるトランクには蛇がたくさん。このあたりがうまい。結局、その男は警官から奪ったピストルで自殺する。
一方、リンチされてる男は仮のシャワー室に閉じ込められ、お湯をかけられたりしている。
真っ暗な部屋で、外とのやり取りは筒のみというのが怖い。
犯人と思しき男が登場したのに、いつまで人違いリンチをしているのかと思ったが、真相は彼の母が犯人だった。男は少女と一緒に遊んだのだが、そこまでで、その後の拉致は母親によるものだった。これだと替え歌を歌っていたことも理解ができる。激高する父親役をヒュー・ジャックマンが好演している。
タランティーノベテステン2013 6位
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2020年7月2日
- 読了日 : 2020年7月2日
- 本棚登録日 : 2020年7月2日
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