序盤の弟くん、オダギリジョーのキスシーンが笑えるぐらいダサくて嘘くさいのだが、ちゃんとのちの伏線になっててキャラクターを表現している。
弟くんのセックスシーンからカットが切り替わって兄が給油口にノズルを挿入してるのに爆笑しました。笑える切なさ、後期ごっつ〜最近の松本人志の笑いに近い。香川さんの嘘くささといい、前半ちょっとコメディっぽいのが後半で効いてくる。
真木よう子は普段どおりの真木よう子。てかこの人演技上手いの??
高所恐怖症なのはやはり不能=女性に対して自信が持てないってことなんでしょうね。
中盤以降は香川さんの独壇場。完全に憑依している。
話そのものは、嘘をついてない羅生門エフェクトって感じ。
そして、甥っ子ふたりに振り回される蟹江敬三が一番かわいそう…笑。
魚の目の演出はどっかで見たことあるな〜と思ったら、数年後の『悪人』でたぶんあったと思う。
ラストのナレーション、要らなかったんじゃないのかなあ。日本映画では必要なんでしょうか。
自分の中の評価もゆれる作品でした。良い作品には間違いないんで、また時間を開けて観たいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ドラマ
- 感想投稿日 : 2016年7月13日
- 読了日 : 2016年7月13日
- 本棚登録日 : 2016年7月13日
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