ジュリアーノジェンマ主演の1965年のマカロニウェスタン『荒野の1ドル銀貨』。
海外だと前作の『夕陽の用心棒』のヒットでジェンマはスター俳優になったそうですが、日本だとこれが最初に公開されたからか、非常に有名な作品です。(『夕陽の用心棒』は劇場では未公開だそう……)
ジェンマが亡くなった際に(もう7年も前か)よく追悼放映されていましたが、ずっと観ていませんでした。
今回ようやくちゃんと観たけど、「面白いんだけど、うーん」という感じ。とにかく面白くしようという要素を詰め込んでいる。プロットは良いんだけど、監督の演出方法があまり良くないのかなぁと思う。
よく見ているマカロニマニアの方のページでも、「当時のマカロニブームにうまく乗ってヒットしたけど、観かえすとそこまで良い作品ではない」という評価で、私もこれには同意見です。
ちなみに、1965年はジェンマ主演で『夕陽の用心棒』『荒野の1ドル銀貨』『続荒野の1ドル銀貨』『続さすらいの一匹狼』と4本も公開されている。
マカロニといえばギミックの面白さ。これは冒頭からきちんと伏線が張られてあって、「なるほど!」となったので良かったです。「無理あるだろ笑」というツッコミは置いておく!
次の『続荒野の1ドル銀貨』の方が評価が高いので楽しみ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
西部劇
- 感想投稿日 : 2020年4月23日
- 読了日 : 2020年4月17日
- 本棚登録日 : 2020年4月17日
みんなの感想をみる