映画を撮りながら考えたこと

著者 :
  • ミシマ社 (2016年6月8日発売)
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感想 : 46
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大好きな是枝監督が映画を撮りながら考えていたことの本。途中まで読んで、全部読むのがもったいなくて寝かしていたけれど、樹木希林さんが亡くなり、改めて手にとった。

最初に是枝監督の映画を見たのは2008年「歩いても歩いても」。何で見ようと思ったのか思い出せなかったけど、きっとこのコピー「人生はいつもちょっとだけ間に合わない」。これが出会い。

・音楽や美術や映画や本や教養(中略)、世界はそういう小さなことの積み重ねで成り立っている
・被害者の家族の誰もが加害者を呪っているわけではない。人間の感情はそれほどまでに複雑で、多様性に満ちている。
・意味のある死より、意味のない豊かな生を発見する。


改めてまた作品を見てみようと思う。
2018.11

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年11月11日
読了日 : 2018年11月11日
本棚登録日 : 2018年11月11日

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