カッコウの卵は誰のもの

著者 :
  • 光文社 (2010年1月20日発売)
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終始ひんやりとした雪の上にいるみたいな感覚だった。

複雑に絡み合う出生の秘密。最後に全てが明らかになった時、固く結ばれた糸がするりとほどけて溶けたみたい。

文也はどんな気持ちで手紙を書いたんだろう。

自分がどんな才能に恵まれているのかも、どんな人生を生きるかも、あらかじめ何かに決められているんじゃないかって気がしてくる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年12月1日
読了日 : 2022年12月1日
本棚登録日 : 2022年12月1日

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