タイトルの通り、携帯電話に過剰に依存した人物達を主軸にしたサスペンス。生活基盤の延長あるいは拡張としての携帯電話じゃなく、自身の生活の核として携帯電話が存在しているお話。現代人への皮肉も多分に含まれる。ただし、これら中毒者との対比とはいえ、主人公が中毒者を完全に異なる者として平行線上かつ高みから見下すスタンスは、少し抵抗感を覚える。もしかしたら、僕はフォビア側かもしれない。
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- 感想投稿日 : 2010年11月20日
- 読了日 : 2011年6月17日
- 本棚登録日 : 2010年11月20日
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