なんだろう、とても好きな読後感だった。私はこういう過ぎ去った日々とか、センチメンタリズムとかそういうものに滅法弱いみたい。50歳を過ぎた登場人物たちは大学の同窓会で輝かしかった日々と、その後の現実的な人生について思いを馳せる。そして馳せるだけじゃなくて実際に行動に移すところがいかにもアメリカっぽい。大学の時に思い描いていた人生を送っている人は誰もいなくて、病気や離婚や問題ばかり。だけどもう帰らない青春の日々の記憶を共有している間の彼らは幸せそう。ポーレットとディヴィッドが好き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年11月16日
- 読了日 : 2022年11月12日
- 本棚登録日 : 2022年11月12日
みんなの感想をみる