がっつり引き込まれました。
「発達障害とは何か」の考察が、丁寧でわかりやすかったです。
聴覚的短期記憶の障害、という認識は今までなかったので、示されてみて「そうか、なるほど」とすっきりしました。
多くの学びが得られる一冊ですが、中でもADHDの反社会的行動への移行についての説明が、特に参考になりました。
不注意、多動性、衝動性が具体的にどのように変化していくのかが示されることによって、早めの対応がいかに重要であるかが理解できました。
ひとつひとつの考察が丁寧で、私にはとても受け取りやすい構造の説明でした。参考文献をもとに、より学びを深めていきたいと思います。
学校で子どもたちとかかわる大人の方にはぜひともオススメしたい一冊です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年2月23日
- 読了日 : 2013年2月23日
- 本棚登録日 : 2013年2月23日
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