夭折の天才・青山景の初期傑作。
絵はまだまだこなれていない時期だが、たった二冊の分量にこれほどまでのストーリーを織り込むとは!
後の「ストロボライト」に見られるような、何が真実で何が虚構なのかわからない、現実と仮想とが入り混じったパラノイア的世界を描くのがすごい! こんなにヒリヒリした読後感の漫画もそうそうないだろう。傑作。
こういう傑作を読むたびに、「よい子の黙示録」の未完が惜しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2012年7月23日
- 読了日 : 2012年7月23日
- 本棚登録日 : 2012年7月19日
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