後半に入って、いよいよ血なまぐさくなってくる。
子どもの頃読んだ歴史漫画での、聖武天皇、長屋王の印象とは大違い。
あとがきにあるように、著者が長屋の死に、皇位継承権問題を絡めて新解釈してみせたのが特徴。古代の政争は根も葉もない噂が引き金になっているのだが、現代の国会でもさして変わらんなという気がする。
実直過ぎる人は損するよね。
藤原は天皇家から実権を奪っても、同じ氏族内、兄弟間で政権争いするし、どうしようもない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2014年11月1日
- 読了日 : 2014年11月1日
- 本棚登録日 : 2014年10月27日
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