長屋王残照記 (2) (中公文庫 コミック版 さ 1-17)

著者 :
  • 中央公論新社 (1998年3月18日発売)
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本棚登録 : 107
感想 : 10
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後半に入って、いよいよ血なまぐさくなってくる。
子どもの頃読んだ歴史漫画での、聖武天皇、長屋王の印象とは大違い。

あとがきにあるように、著者が長屋の死に、皇位継承権問題を絡めて新解釈してみせたのが特徴。古代の政争は根も葉もない噂が引き金になっているのだが、現代の国会でもさして変わらんなという気がする。

実直過ぎる人は損するよね。
藤原は天皇家から実権を奪っても、同じ氏族内、兄弟間で政権争いするし、どうしようもない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2014年11月1日
読了日 : 2014年11月1日
本棚登録日 : 2014年10月27日

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