内容は
筒井さんの短編14編。
どれもこれも設定が大好きなのだけど
読んでると暇になってくる話もいつものごとくしばしば。
中でも、
両親を亡くした子が書いた手紙の『北極王』や
樹木が法定の証言台に立つ『樹木 法廷に立つ』や
いじめで飛び降り自殺した少年がウロウロする『二度死んだ少年の記録』
などもおもしろいけれど
特に、
肝硬変で死んでしまう体内の細胞たちの会話『最後の伝令』と
8回生きて9回死ぬ虫による『九死虫』がとても良い。
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- 感想投稿日 : 2011年5月7日
- 本棚登録日 : 2011年5月7日
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