山本周五郎、円熟の娯楽作。ミステリー仕立ての各編も読ませるが、通して読むと保本登の成長譚としても楽しめる。赤ひげが随所に見せる医術観は、異常とも言える領域に到達しつつある現代医学に警鐘を鳴らしているようだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年12月21日
- 読了日 : 2018年12月18日
- 本棚登録日 : 2018年12月21日
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