あまり芸能人の書いた本というのを読んだことがないが、読んでみた。
小説っぽい表現が色々出来てすごいなあ、と正直思った。何か劇的な展開があったり、ミステリーがあったりという訳ではない話だが、飽きずに読むことができた。
普段おれは大学生の時から東京なので、関西弁を使うことはまずないが、これ読んだ後は地元の関西弁が出てきそうになって人としゃべりにくくなった。あと神谷さんの「早いテンポで話した方が情報をたくさん伝えることが出来んねん。多く打席に立てた方がいいに決まってるやん。だから、絶対に早く話した方がいいのは確かやねん。」(p.20)という部分が特に印象に残った。もちろんこれは漫才師の場合、ということだが、教師にも当てはまる気がした。おれも結構早口な教師だが、早口な方が生徒を飽きさせない、というのは確かな気がする。もちろん内容の方がはるかに大切なのだけれども。(17/03)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年3月20日
- 読了日 : 2017年3月20日
- 本棚登録日 : 2017年3月20日
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