夏目雅子で有名なあの映画の原作。
男稼業(ヤクザのことをこの本では任侠、侠客、男稼業と呼んでいる)の養女になった松恵の目を通して鬼龍院家の繁栄と没落が描かれている。
頭がいい事と、それを生かせる運があるかどうかは別次元の話。ただし、自分の人間としての器を大きくしていく事で運を引き寄せる事は可能。流れに逆らうのは不毛。
どこの世界でも頭のいい(切れる)人はいる。この本では歌と松恵。
(2004.11.27)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2007年1月17日
- 読了日 : 2007年1月17日
- 本棚登録日 : 2007年1月17日
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