鬼龍院花子の生涯 (中公文庫 み 18-14)

著者 :
  • 中央公論新社 (1998年1月1日発売)
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感想 : 18
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夏目雅子で有名なあの映画の原作。
男稼業(ヤクザのことをこの本では任侠、侠客、男稼業と呼んでいる)の養女になった松恵の目を通して鬼龍院家の繁栄と没落が描かれている。
頭がいい事と、それを生かせる運があるかどうかは別次元の話。ただし、自分の人間としての器を大きくしていく事で運を引き寄せる事は可能。流れに逆らうのは不毛。
どこの世界でも頭のいい(切れる)人はいる。この本では歌と松恵。
(2004.11.27)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学
感想投稿日 : 2007年1月17日
読了日 : 2007年1月17日
本棚登録日 : 2007年1月17日

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