葛城事件
自分の息子が連続殺人鬼になって死刑判決を受ける…そんな父親になる気分ってどんなだろうな…
冒頭の三浦友和演じる父親もかなりシンドイけど、獄中の息子もだいぶシンドイなぁ〜特に親父の毒吐き方がメチャクチャ悪い…マジで最悪のオヤジ…観ているのが辛い…
しかし、ここ女の子は一体…どういう顛末で妻になろうとしてるのかな?どうしてこんな苦しい事してるんだろうな…
ナイフを持った暴漢が次々と人を刺して暴れているのに、ボーッと見ているだけで逃げようとしない…米国や欧州だと絶対あり得ない光景だよね。一人目の犠牲者を見た瞬間に「逃げる」って行動に出ていないといけないですよね…
理想と現実か…そのギャップに父親として耐え切れなかったんだなぁ〜
それで自分の期待を裏切った息子達や妻に八つ当たり的に強く当たる様に…可哀想なのは家族か?父親か?…
それでも一人取り残された父親の心情は…いくら見苦しくて惨めでも死に切れない…残酷だよなぁ〜
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
家族
- 感想投稿日 : 2021年8月9日
- 読了日 : 2021年8月9日
- 本棚登録日 : 2021年8月9日
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