火の鳥 黎明編・ヤマト編 (秋田トップコミックスW)

著者 :
  • 秋田書店 (2011年1月27日発売)
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感想 : 3
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僕が初めて読んだ手塚治虫作品は、『火の鳥 異形編』でした。当時小学校低学年だった僕にとっては、『火の鳥』は怖い作品、そして大人の漫画として印象づけられ、その後、そのスケールの大きさに圧倒されながらも読み漁ったものです。

日本人はなぜこんなに漫画が好きなのか、外国人の目には異様にうつるらしい。なぜ外国の人はこれまで漫画を読まずにいたのだろうか。答えの一つは、彼らの国に手塚治虫がいなかったからだ。

1989年2月10日、手塚治虫が亡くなった翌日の朝日新聞・天声人語のこの一節を、彼のライフワークであった『火の鳥』を読み返すたびに思い出します。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ・手塚治虫
感想投稿日 : 2011年7月10日
本棚登録日 : 2011年7月10日

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