箱根駅伝を足掛かりにオリンピックのマラソンで金メダルをとることを目指す才能あるアスリートが主人公。
主人公は傲慢で嫌なヤツだけど、私が主人公に嫌悪感を抱かなかったのは、キチンと努力している描写があったからかな。
私は特に駅伝ファンじゃないけど、お正月のテレビで何気なく見ているだけで、いつも熱い気持ちになるので、本の中の箱根駅伝のトコロでは電車の中で読んでたにも関わらず、泣けて大変だった。
そのわりにあっさり箱根駅伝の話は終わってしまったけど。
監督の箱根駅伝の前の言葉、勝ち癖の話はなるほどな、と感心した。影の薄い監督ではあったが、なかなかいいことを言いよる。
スカッと爽快!な終わりかたではなかったけど、個人的には余韻の残るいい本だったと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年11月4日
- 読了日 : 2015年11月4日
- 本棚登録日 : 2015年11月4日
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