幽霊協奏曲

著者 :
  • 文藝春秋 (2017年3月13日発売)
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本棚登録 : 43
感想 : 8
3

好きなシリーズ。
短編なのですぐ読める。


昔の男の死体を前に、美しいピアニストは言った。「どっちかを選ばなくてはならなかったんです」……彼女に翻弄され、不倫の恋に走った挙句毒を呑んで死んだ兄と、バイオリニストの弟。女と男が再会したのは、チャイコフスキー「ロミオとジュリエット」のゲネプロだった。表題作ほか、「後ろ姿の夜桜」「スキャンダル、スキャンダル!」「私の秘密はあなたの秘密」「夜は知っていた」「夕やけ小やけ」「闇に迷って」の計7篇を収録。
国民的作家・赤川次郎の、記念すべき600作目は、デビュー以来の「幽霊シリーズ」第26作。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 赤川次郎
感想投稿日 : 2017年7月1日
読了日 : 2017年7月1日
本棚登録日 : 2017年5月26日

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