一人の若き青年の物語。思いもよらぬ偶然の出来事が次々と起こり、物語が複雑に展開してゆく。
登場人物の男逹の物語は、主人公の肉親の物語でもあったのです。
この物語には「月」が一つの象徴となっています。それは、主人公の人生の幸運であったのかもしれません。
そして主人公が本当の意味での人生の新たな幕開けを得たことに、深い安堵を感じました。若き青年の人生はこれからはじまるのです。
愛と別れの、青春の感動の一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年10月30日
- 読了日 : 2020年10月30日
- 本棚登録日 : 2020年9月14日
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