明治のお嬢さま (角川選書 441)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2008年12月10日発売)
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 明治時代、士農工商が解消し、四民平等の世の中になったとはいえ、皇族、華族(旧大名、公家、富豪など。公・侯・伯・子・男爵)、士族、平民の階級が。ノンフィクション作家の黒岩比佐子さんが、華族の令嬢たちの生活の様子を再現しました。「明治のお嬢さま」、2008.12発行。広大な御殿、部屋数は70、使用人は150人・・・。嫁探しの授業参観は面白いです。九条節子は在学中に皇太子(大正天皇)の妃に。驚きは華族の70%が妾持ち(家系の存続、財産の継続)。明治天皇も皇后の他に5人の典侍(側室)を。大正天皇以来側室なしに。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2022年4月20日
読了日 : 2022年4月20日
本棚登録日 : 2022年4月20日

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