野坂昭如(1930。10.10~2015.12.9)著「終末の思想」、2003年脳梗塞、自宅でリハビリ中の2013.3執筆・刊行されてます。ご自分の思いを吐露した作品とお見受けしました。「質素・清貧・分を知る」といったかつての文化に思いを寄せ、「街は便利で清潔、全体に美々(びび)しくなり、人もまた見てくれきれい。醜くなったのはその生き方、消費文化の行きつく果て。」と警鐘を鳴らしておいでです。
日本は気候に恵まれている。そして島国、海に囲まれている。土に戻り、農を大事にして、近海で獲れる魚、海藻を食べていれば生き延び得る。野坂昭如(1930.10.10~2015.12.9)「終末の思想」、2013.3発行。①少子化は現在にも未来にも希望が持てない本能のあらわれ ②地球上で人間だけが勝手気ままに振舞っている。歪んだ食(品種改良、防腐剤、添加物、人工着色料・・・)は元へは戻らない ③安楽死は最高の老人福祉である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学・人生論
- 感想投稿日 : 2019年10月30日
- 読了日 : 2019年10月30日
- 本棚登録日 : 2019年10月30日
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