面白かった。お福の成長物語が丁寧に描かれている。「ないしょないしょ」という名前付けもいい。もう一度、神谷弥十郎に会わせたかったため、お福の死を描いたのか。人の死の描き方、特に主人公が死んで泣かせるのは簡単でも、「さわやか」に感じさせるのは凄い。『その女アレックス』を思い出した。
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- 感想投稿日 : 2023年10月5日
- 読了日 : 2023年10月5日
- 本棚登録日 : 2023年10月5日
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