書店で平積みされてた鵼の碑を見て、その分厚さと表紙に惹かれて興味を持ち、シリーズの一作目を読んでみようと思いました。
姑獲鳥の夏を手に取った時、表紙と1ページ目に写る顔の美しさと怖さがなんとも魅力的で、その瞬間から物語に引き込まれていくような感じがしました。非日常的な世界観・翳りの見える登場人物・深くて重苦しいミステリーが組み合わさって、全体的に怪しげで奥行きの深い雰囲気が物語に漂ってます。その感じに癖になりそうで、作者に心掴まされそうです。次作の魍魎の筺とても楽しみです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年11月20日
- 読了日 : 2023年11月17日
- 本棚登録日 : 2023年11月17日
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