最初はチエちゃんが交通事故にあった時、聞かなかった事にして二時間くらいしてから行こうかと、イタリアンレストランの料理と比べるような程度の疎ましい関係なのかと思ったら大事らしく、その大事に思うチエちゃんへの主人公の思いを比喩的に延々と綴られている事を読んでいて何度か眠くなった。でも随所にイタリアンの風が吹き込むイタリア好きさんには堪らない作品なのかな。作中のリモンチェッロと言う菓子を一度食べてみたいなと思ったら口の中にレモンの酸味が広がった。自己満足でも他人が理解しなくても自分が幸せと感じる生き方は素敵かも。
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- 感想投稿日 : 2010年6月25日
- 読了日 : 2010年6月25日
- 本棚登録日 : 2010年6月17日
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