今年の大河ドラマの主人公渋沢栄一の業績を振り返ろうと、76年刊行の文庫を棚から取り出し、約30年ぶりに再読。
しかし、字は小さく(1行43文字)紙面は褪色、読みづらいので仕方なく(笑)2003年改訂版を購入。
こちらは1行38文字で、たった5文字の違いながらはるかに読みやすかった。
上巻は、血洗島の農家に生まれた栄一が、勤王の志に目覚め、やがて一橋慶喜に仕え、慶喜の弟明武に随行しフランスに行き、維新を迎えるまで。
日本資本主義の父と言われる渋沢栄一だが、若いころは攘夷を掲げ、横浜の外人居留地の焼き打ちまで計画していたとは。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2021年10月6日
- 読了日 : 2021年9月30日
- 本棚登録日 : 2014年7月7日
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