同じ人物の名前を場面どころか一文の中で言い換えているので,非常に煩雑で始めは読みにくくて仕方がなかった.だんだん慣れてくるが,過去と未来,妄想と現実が入り乱れ,フワン・ディエゴとともにどこへ行くのか読み手の方も着地点が見えず,どんどん世界が広がっている感があるが,後半に期待するとしよう.カトリック(イエズス会)への向かい合い方も興味深いし,過去見と未来予知のできる妹ルペが心配だ.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年1月25日
- 読了日 : 2018年1月25日
- 本棚登録日 : 2018年1月20日
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