切なくて大好きな作品。いつもの崎谷はるひに比べたら地味かもしれないが本当はこの人の書きたいものはこういうものではないのだろうかと思う。
全体的に出てくる女性が悲しい。悲しい女性達の中でひときわ美しく輝く2人。読者層は大体が女性と分かっていながらのこの自虐感がすきです。
BL小説って全体的に小説レベルが稚拙だなぁと思うし(じゃあ読むなって話ですが)、この人も不埒なモンタージュとか読んだ時にはなんだかなぁ…と思っていましたがこれを読んで見直した。凄く社会の流れに敏感な人なんじゃないかな。という勝手な妄想。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2008
- 感想投稿日 : 2009年3月31日
- 読了日 : 2009年3月31日
- 本棚登録日 : 2009年3月31日
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