日本にやってきた伴天連達は布教によって日本を植民地化する。これを読むと全く事実と異なる知識を植え付けられたもんだと、あゝ自分が情けない。ま、教科書ではそんなもんか。
殉教を求めて日本へ、殉教、殉教、殉教することが神に近づく第一歩、もちろん神にはなれないが、福人、聖人にはなれる。拷問死こそが殉教、布教苦難があってその結果殺されて晴れて殉教、もうわけ分からん世界なんだけど殉教を求めてきたパードレ(伴天連)達の生き方を知ると涙が出る。泣いてないけどな。
筆者のキリスト教を巡る紀行文と見ても面白い。個人的には日本史の復習にもなりました。ありがとうございます。
ここ最近で1番嵌った本。最高の一冊。
読書状況:読み終わった
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2016年3月31日
- 読了日 : 2016年3月31日
- 本棚登録日 : 2016年3月31日
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