みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記

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  • 文藝春秋 (2015年10月6日発売)
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感想 : 34
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日本にやってきた伴天連達は布教によって日本を植民地化する。これを読むと全く事実と異なる知識を植え付けられたもんだと、あゝ自分が情けない。ま、教科書ではそんなもんか。
殉教を求めて日本へ、殉教、殉教、殉教することが神に近づく第一歩、もちろん神にはなれないが、福人、聖人にはなれる。拷問死こそが殉教、布教苦難があってその結果殺されて晴れて殉教、もうわけ分からん世界なんだけど殉教を求めてきたパードレ(伴天連)達の生き方を知ると涙が出る。泣いてないけどな。
筆者のキリスト教を巡る紀行文と見ても面白い。個人的には日本史の復習にもなりました。ありがとうございます。
ここ最近で1番嵌った本。最高の一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2016年3月31日
読了日 : 2016年3月31日
本棚登録日 : 2016年3月31日

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