少年少女漂流記

  • 集英社 (2007年2月26日発売)
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感想 : 96

妄想と現実が入り乱れる10代の少年少女たちを描く。水没した世界、蟻で構成される人体、魔法のステッキを持ち歩く女子高生、クラスを支配する中枢「マザー」、お菓子の襲撃を食べて殲滅する女子、暴走族が守護する男子、名前の漢字が実体化、竜巻を飼う、いろんな少年少女たちのエピソードが綴られたあと、最後には友情について真剣に語りたい少年を議長とするホームルームでみんなが集結する。巻末の対談でこうした10代の痛さを「伊集院光のラジオ聴いてそう」と表現したのが興味深い。聴いてみるか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2018年11月29日
読了日 : 2018年11月29日
本棚登録日 : 2018年11月29日

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