1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2012年3月28日発売)
3.74
  • (663)
  • (1424)
  • (986)
  • (178)
  • (60)
本棚登録 : 15394
感想 : 877
3

人生2作目の村上春樹。
「ノルウェーの森」は、高校時代に1回、社会人になってからもう1回読んだのだけど…

(2回も読んでおきながら)世間で評価されてるほど面白いとは感じなかった(ファンの方ゴメンなさい)。
淡々と過ぎゆく日常を描かれるだけという世界観は全体的に暗く、エンタテイメントとしての盛り上がりも無いなぁ…と感じつつ、でも、不思議と読むのをやめられずに最後まで読み進めた、というのが初読時の印象。

数年後に読み返した時も印象はそうは変わらず。

ただ、「エロいなぁ」という印象は強まったかな(苦笑)。


そして、今、「1Q84」を手にとってみた。
独特すぎる世界観は、6分冊中の1冊目ではいまだ、プロローグの域を出ていないかのように思われるが……

一つの大きな謎が提示された分だけ、「ノルウェーの森」よりは物語に引き込まれているかな。

青豆が迷いこんだ「1Q84年の世界」は、この先どのように展開してゆくのか?
何故そうなったのか?
最後にはそこから脱出できるのか否か?

天吾と青豆とはどう絡んでくるのか?
リトルピープルとは?
ふかえりは何者?

謎はまだまだもりだくさん。

続きが楽しみ♪

★3つ、7ポイント半。
2020.03.12.古。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他の文学
感想投稿日 : 2020年3月13日
読了日 : 2020年3月13日
本棚登録日 : 2020年3月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする