昭和の時代設定、自由気ままに生きているように見えてなにか裏がありそうな千太郎、幼馴染の優しくて可愛い律子。
そして秀才で家が金持ちとして珍しがられたり陰口を言われたりして、息苦しい教室からの逃げ場を屋上に求めていた薫。
心理描写が丁寧で引き込まれでいきます。
作者の出身地である長崎を舞台にしているということで
長崎という坂と海のある町の空気感が感じられとても心地よく
不良と秀才という組み合わせは一見よくありそうでいて
展開が少し読めず話がテンポよく進み
千太郎のバンカラなのに優しく人のことをよく見ているところに、薫と一緒に惹かれてしまいます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2018年4月30日
- 読了日 : 2008年12月5日
- 本棚登録日 : 2018年4月30日
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