同名タイトルの小説とは無関係とのこと。
2013年の邦画。
キャストに惹かれて見てみた。
キャストの熱演ぶりは素晴らしい。
よくぞここまで演技ができるものだと感嘆するほど。
特に堤 真一さんと長谷川博己さんの嘘臭いダンディズムや熱意と
舞台経験に裏打ちされたオーバーアクションだが力強い芝居は
キャラクターに合っていたと思う。
二階堂ふみさんも原菜乃華さんもとても可愛らしい。
ただ映画が面白かったかと言われれば、自分の価値観とは合わなかった。
特に長谷川さんが物語の中で邦画を批判しているのが
ブーメランになっているようで正直痛々しい。
コミカルにリアルさ無しで進めていくならそれに徹してくれれば
普通に面白い映画になったかもしれないが
嘘臭い流血とは言え血は出るし、人は死ぬ。
ブラックユーモアというにはかなり気持ち悪く
生理的に耐えられなかった。
最後のオチも自分にはちょっとついていけなかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
邦画
- 感想投稿日 : 2016年5月20日
- 読了日 : 2016年5月19日
- 本棚登録日 : 2016年5月20日
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