読めば読むほどマキメワールドにハマっていく。
「花火は宇宙」たしかにそうだ。あの途方もなく広がっていく感覚はまさに宇宙。
工場萌えについては、「どうしてそこまで私の感覚がわかるのだ」と身悶えするほど。夜の工場の構内をひとり歩く状況を想像するとうっとりするし、昼の工場のシステマチックなこと、比類なし。
読んでいるとときどき「あんたほんまはいくつや」と言いたくなることがある。
見境なく人に勧める気にはならないが(申し訳ない)、私個人としては今最高に面白くわくわくする作家である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新刊
- 感想投稿日 : 2011年6月23日
- 読了日 : 2011年6月23日
- 本棚登録日 : 2011年6月23日
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