どんな人とも会話がとまらず話せる本

著者 :
  • あさ出版 (2009年3月20日発売)
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本棚登録 : 201
感想 : 13
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僕はひとつコンプレスックスがあります。
それは、人見知りしてしまうこと。

僕は子供の頃からすごく引っ込み思案で、近所の子供達があそんでいるところでも自分ひとりでいけなかったそうです。なぜか、人見知りで、人と話をすると上がってしまうからです。
今も、この人と話したい・・・と強く思うと、頭が真っ白になって話が続けられないことがあります。
また、リアクションに弱いことも僕も弱みです。

そんな時、本屋さんでこの本に出会いました。
この本は、人との会話をスムーズにできる人、つまり会話の上手な人のコツを書いた本です。

まず、なぜ話が止まるのか?
僕と同様「あがってしまう」や、「人見知り」、「自分に自信がない」などメンタル面の克服法から、「話題がない」「初対面」「うまく言葉を返せない」といった会話のテクニックなどを紹介してありました。

上手な会話を作り出すことにおいて、ポイントとして上げられていることは
1)会話が止まりやすい禁句を言わない
2)会話する人の事前の情報入手
3)素の自分を表現する自信を持つこと
4)会話のとぎれを克服する「たのしくはなすこつ衣食住」の使い方を覚える
  た・・・旅の話・楽しい出来事の話
  の・・・乗り物(車・飛行機・船・電車など)の話
  し・・・趣味・仕事・自然
  く・・・郷里(くに)や出身地の話
  は・・・はやり(遊び・ファッション・言葉・病気など)
  な・・・仲間(学校・職場)の話
  す・・・スポーツの話
  こ・・・子供・家族
  つ・・・通信(ニュース・社会問題)
  衣・・・服装
  食・・・食べ物・おししい店・健康
  住・・・住居(持ち家、庭)など
5)上手な間を作り、話に抑揚をつけること
6)ほめる事で相手を気持ちよく話してもらうこと
7)ほめるの跡に、質問につなげること

ここに上げたのは、本の中の一部分にすぎませんが、上記を見ていると、大切なことは相手をよく観察して、なるべく話を引き出したら、あとは聞き役に回るということでした。
話す事ばかり考えていましたが、聞くことの重要性を改めて感じた本でした。
あとは、トレーニングが大事ですね。
「千里の道も一歩から」と言いますので、実践しながら克服していきたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネスノウハウ
感想投稿日 : 2010年6月12日
読了日 : 2010年6月12日
本棚登録日 : 2010年6月12日

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