理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2008年6月19日発売)
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本棚登録 : 3012
感想 : 319
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論理、科学、数学それぞれに存在する「不」の定理。
その共通点を、架空のシンポジウムを通して探るなんとも不思議な味わいの一冊。

このシンポジウム形式が実に巧妙なギミックで、本筋とは関係ないが必要な補足を対話の「脱線」という形で実現している。

読み物として面白いし、多角的に限界をつきつけられた理性へ想いを馳せる端緒ともなる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年9月9日
読了日 : 2019年9月9日
本棚登録日 : 2019年9月9日

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