コニーウィリスのタイムトラベル・シリーズの集大成と言える三部作。3冊で2000ページくらいある超大作でもある。
第二次世界大戦さなかのロンドンに、2060年からタイムトラベルしてきた3人が、ロンドン大空襲(そんなに激しかったとは知らなかった)やダンケルクを経験するが、何故か帰れなくなり、というあらすじ。
自己犠牲と 人間愛という深いテーマに、多分全部史実通りなんだろうなあと思わせるディテールへのこだわり。年代や登場人物がどんどん入れ替わり、ちょっとややこしいが、最後まで一気に読ませる見事な作品でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2018年2月18日
- 読了日 : 2018年2月11日
- 本棚登録日 : 2018年2月11日
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