増補新版 モンテッソーリ教育を受けた子どもたち: 幼児の経験と脳

著者 :
  • 河出書房新社 (2016年9月21日発売)
3.45
  • (4)
  • (5)
  • (10)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 151
感想 : 11
3

モンテッソーリ教育を受けて、うちの子はこう育ちました!こういうところが素敵な子になりました!こんなことが得意になりました。などなど親の体験談、教育を受けた子が自分のことを話したり、先生の立場など、色々な視点からモンテッソーリ教育を受けてどうなったかの体験談が詰まった一冊です。

モンテッソーリの本は本書が初めての読了となりますが、教育方法が最後に少し書いてあるだけなので、体験談だけ読み進めていると宗教じみた感じを受けましたので、最初にモンテッソーリ教育方法を書いた本を手に取ればよかったと思いました。

私が思うにモンテッソーリ教育は、日常生活の中で、小さな成功体験を積み重ねて、快感物質のドパーミンを出させ、前頭葉を育てる教育だと理解しました。

モンテッソーリに限らず、横峯式も褒めて育てるし、公文のドリルも小さな成功の積み重ねなので、数ある幼児教育の根っこは同じなんだと感じました。

4歳の息子は、ドリルに夢中になるときがあります。
すごいね!よくできたね!なかなかできる子いないよ!短時間でできたね!などなどと、褒めるととても得意げにふっふーん!と嬉しそうな顔をします。
簡単にできて、ご褒美のシールやスタンプを親からもらうのが楽しくも快感なんだと改めて思いました。

自分でできた!これだけの数やった!と達成感を感じる体験がとても大切だと実感しました。

ドリルを買い足した時も、簡単過ぎないけど、軽快なスピードで勧められる内容を選んで買いました。
今日も満足そうに勧めています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 実用
感想投稿日 : 2018年10月20日
読了日 : 2020年7月18日
本棚登録日 : 2018年10月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする