医学博士である著者が、聴覚から人間の能力・精神障害を改善する方法を提案している。 聴覚セラピー用のCDもついており、本文中で述べられている耳に良い音源が収められている。
物理的な聴覚障害は別として、ある精神状態に陥ると耳が聞こえなくなることがあるのは聞いたことが有る。 どうやら自己防御機能が働き、聞こえない状態にするらしい。 自己改善や精神的な事に関する内容で、耳がゲートになっているというのは、説明されてみればそうかもしれないと思うのだが、あまり思いもつかなかった。
恐らく本書で述べられているような内容を深めると半端の無い分量になるのだろうが、本書はページ数も少なく直ぐ読めるので、導入としては良い本だと思う。
語学にも興味があるので、言語によって聞こえる周波数帯が違うとかいう話は興味深いし、高周波を聞くと良いなどという話なども、役に立つ。
添付CDを聞き続けることによって能力が開発されるかどうか。 大きくは期待せずに聞いてみるとしよう。
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- 感想投稿日 : 2009年3月23日
- 読了日 : 2009年3月23日
- 本棚登録日 : 2009年3月23日
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