楠木正成といえば、特に戦時中に日本の英雄の中でも最たる者として名前を挙げられるので、是非とも知っておかねばならない人物だと思い、入門書として読んでみました。
かつての楠木正成像には、相当思想的な創作が入り込んでいるのだろうと思いますが、この作品はそういう部分は排除されています。
思想的な部分を期待していただけに、そういう面では少し残念だったのと、戦の描写にメリハリがなく、途中で飽きが来てしまい、途中からは流し読みになってしまいました。
ただ、歴史を概観する、ビジネスに活かす、という意味では良い本ではないかと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2013年3月17日
- 読了日 : 2013年3月14日
- 本棚登録日 : 2013年3月17日
みんなの感想をみる