どの話を読んでも、出てくる人々の孤独について書かれているような気がした。
友人や家族がいないとか、そういった物理的な孤独だけではなく、彼らの"気持ちとしての孤独"も感じる。
元々独りだった人が誰かと出会い、その後また独りになる、そういったかたちが多い。
また、村上春樹作品には女性を主人公とした話は殆どないと思う…そう考えると緑色の獣と氷男は話の内容もそうだが、ちょっと異色ではないか。
いい意味で、村上春樹らしくないと言うか。
沈黙は読んでいて、ちょっと腹が立った。
ああいうタイプって、いるよね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年11月14日
- 読了日 : 2020年11月14日
- 本棚登録日 : 2020年7月13日
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