流星の絆 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2011年4月15日発売)
4.10
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本棚登録 : 22951
感想 : 1290
3

犯罪者を主人公にしながら、その主人公たちが背負う強烈に重い過去の設定によって、読者に強く感情移入させる手法がいつにもまして上手い。

思わず引き込まれるよねぇ。さすがです。あっという間にけっして薄い本ではない600頁以上の文庫本を読み終わってしまった。

東野圭吾の中で一番好きな長編が「白夜行」なのですが、それに匹敵するような自分的にかなり好みのストーリー。中でも血のつながらない美しい妹というキャラクター設定が(あまりにあざとくて)秀逸。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年12月21日
読了日 : 2020年12月9日
本棚登録日 : 2020年12月9日

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